骨と肉

細々と生きる

手づくり

今週のお題「手づくり」

私は自分以外の人が作ってくれた食べ物が大好きです。料理も野菜も。

人によっては苦手な人もいるかもしれませんね。衛生的に…とか。しかし私はもうとてもよろこんでいただきます。

 

なぜかというと未知なるものを食べる1つのきっかけになるから。食べ物に対する知見を広げたいのです。

いちじくの甘露煮?何それ食べたことない!

ジェノベーゼ?わからないけどおいしそう!ありがとう!

里芋?普段買わないけど、そんな食べ方あるんだ!やってみる!

チーズケーキ?絶対自分じゃ作れない!おいしい!ありがとう!

マーマレード?ジャムはいちご以外あまり食べないけど食べる!苦目のマーマレードとか大人!!

ナツハゼのジャム?何ナツハゼって!食べる!

手作りのイクラ醤油漬け?イクラって作れるの!?

みたいな。というか基本的にくれるものはもらう!ありがとう!というスタンス。

そしていろんな人が手づくりのものをくれることで、自分でも作るようになったものもあるし、自分の中で基準となるものも出来てきました。

 

例えば里芋。以前なら買うことのなかった野菜です。うんと年上の友達(70代のおばちゃん)がお礼にということでくれたのですが、そのときに教えてくれた食べ方があまりにも簡単でおいしくて、それ以降秋になると里芋を買います。

あとはマーマレード。給食くらいでしか食べたことがなくてそんなにこだわりはありませんでした。しかしこれまた年上の友達(50代のおばちゃん)がくれたマーマレードがすっごく苦くて。でもそれがクセになって、私の中のベストなマーマレードは苦めなもの!という基準ができました。

 

こうして思い返してみるとうんと年上の友達から手づくりのものをいただいていることが多いですね。同世代もいるけど、やっぱり同世代だと手づくりのものより売っているものをもらうことの方が多い気がする。

売っているものももちろんおいしくて、ありがたくいただきます。でも手づくりのものだからこそ教えてもらえることもある。

 

私はこれからも来るもの拒まずで、手づくりの食べ物をニコニコといただきます。そろそろ春なので山菜料理とか…うふふ。