骨と肉

細々と生きる

守り人

児童文学が好きです。

児童文学と聞くと小学生とか中学生あたりが読むものと思われがちですが、大人だって十分楽しめるのです。

指輪物語ナルニア国物語ゲド戦記は私の中の三大児童文学。でもゲド戦記は何度挑戦しても途中で挫折してしまう。いつか読破したい。

もちろんそれ以外にもこれぞ児童文学!!という作品はたくさんありますし、好きな作家はずっとダイアナ・ウィン・ジョーンズです。

 

なんとなくですが、私の中の児童文学って外国のものが鉄板というか、あまり邦人作家のものを読もうという気になれなかったんですよね。

というかきっと私の中では児童文学=ファンタジーであり、ファンタジー=外国のもの、なんだろうと思います。

でも空色勾玉は面白かったし、西の善き魔女はもうドンズバだったんですよねえ。だからきっと食わず嫌い。

 

昨年末にふと読んでみるか〜と思ったのが上橋菜穂子さんの守り人シリーズ

もうこれがものすっごくおもしろくて。なんで今で読まなかったの私!ってなりました。

だんだん巻数が進むにつれて政治の色が濃くなっていったり、もはや歴史小説…?って思うときもありましたが、いやもうそれが面白い。読んでいて苦しいときもあったけど、その苦しささえも面白い。

 

基本的に本を読んだ感想が面白かった、しか思いつかないんですが、それでもいいじゃんって思うことにします。ほんとに面白かったです。

サンガルの国の女性方がとても魅力的…。頭のいい女が好きです。もちろんバルサも。というか出てくる人みんな頭いいんだわ。好き。

 

ちょっと距離を置きたくなったのでまだ外伝までは読んでいないですが、しっかりそちらも読もうと思います。